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ブーツを履いて、雪のなか。

名称未設定 (46 - 60)


雪の中を歩いていると思い出す景色。子供だったころ両親に連れられて行った正月の秋田。夜に大人たちの酒の席にいるのがつまらなくて、飼われていた犬を連れて外へ出た。小学生だった自分の膝くらいあった雪のなかをワッセワッセと、はしゃいで走ろうとする犬に引っ張られて山のふもとの坂道をのぼっていった。しばらくすると両脇の雪の背丈は遥かに自分を超えていて、でこぼこした雪の壁の間から見上げた真っ暗な空からは、しんしんと雪が降りつづいていた。犬と自分が吐き出した白い息が、音のない黒い空に吸い込まれてゆくようで楽しくて、何度もハァーハァーと白い煙を出しつづけていたっけ。


(CANON EOS-5DMarkⅡ/CarlZeiss Makro-PlanarT* 2/50)
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